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HPSG parser

HPSG理論に基づく構文解析器(評価版)

・HPSG構文解析器の特徴は、語彙は単なる単語のリストではなく、それ自体が十分に構造化されたものとして表現される、ことです。・本システムは、この構造化に格解析を用いて意味解析を同時に行なっています。 この解析結果を改行、段落を取り入れて見易くしたものがAVM表記です。・本システムでは、構文解析、意味解析の結果を視覚化するためDIAGRAMを用いています。・構文解析器は解析モニターにより、変更可能な形態素解析結果、名詞の意味素性、格解析結果(述語情報)、時制やモダリティ情報、処理時間を確認することが出来ます。

HPSG構文解析器(解析モニター)

①解析するテキスト7月7日の10時に1つ5000円のマウスを100個、SOFNECが学校に納品しました。②形態素解析モジュール調整前後の結果がプルダウンで確認できます。③解析文の述語情報述語品詞:動詞(名詞、形容詞)述語原型:納品する(1)格フレームの意味番号述語意味:品物を納入する事格解析情報:ヒットした任意格数(必須格数)時制:[[丁寧],[過去,完了,存続,確認]]処理時間:14.158ms(形態素解析+HPSG解析)

HPSG構文解析器( 属性情報取得/DIAGRAM )

①解析するテキスト7月7日の10時に1つ5000円のマウスを100個、SOFNECが学校に納品しました。②格(意味)解析により、格フレームの深層格に値が入ります。【動作主】SOFNEC【対象ヲ】マウス【時間】10時【数量】100個【空間的着点】学校

AVM表記と構造化

構造化に格解析を用いて意味解析を同時に行なっています。

主節と従属節

主節と従属節には次のような接続関係があります。

副詞節の複文「太郎は風邪を引いたので学校を休んだ」⇒ので { 確定の順接/原因/理由 }副詞節の複文「太郎は風邪を引いたが学校を休まなかった」⇒が { 確定の逆接/原因/理由 }副詞節の複文「風が吹いたら桶屋が儲かる」⇒たら { 仮定の順接/条件/譲歩 }副詞節の複文「太郎はログインしたまま、ブラウザを閉じた」 ⇒まま { 様態節の接続/付帯状況 }副詞節の複文「桶屋が儲かるぐらいに、風が吹く」 ⇒くらいに { 様態節の接続/程度 }副詞節の複文「太郎は体調を崩さないように、無理のない計画を立てた」 ⇒ように { 従属節の接続(理由/様態) }接続助詞の複文「太郎は道に迷って、学校に遅れた 」 ⇒て { 確定の順接 }動詞連用形+読点の複文「太郎は道に迷い、学校に遅れた」⇒「、」(読点) { 文の接続 }名詞修飾節の複文「太郎が買ったパンを次郎が食べた」 ⇒名詞修飾節が「パン」を修飾

文脈構造

参考)構造化と再帰処理

・副詞節構造化の利点複雑に見える文を単純化できる(文の正規化)プログラム(解析器)で再帰処理が可能(論理型言語:AZ-Prolog)・例文「母が家に帰った」「母が家に帰ったと考えた」「母が家に帰ったと考えたと私は思った」